身体を作る栄養素解説 ~(2) ビタミンB群~
2019/12/16
身体を作る栄養素解説 ~(2) ビタミンB群~
ビタミンB群は栄養素の代謝に関わります。ビタミンB群が不足していると、炭水化物・タンパク質・脂質の体内の代謝は円滑に行われません。
身体を作る栄養素解説 ~(2) ビタミンB群~
ビタミンB群は栄養素の代謝に関わります。ビタミンB群が不足していると、炭水化物・タンパク質・脂質の体内の代謝は円滑に行われません。
こんにちは、MIKKE!の西﨑洋平です。
身体に必要な栄養素について
ブログを書こうと思います。
今回は、ビタミンB群について
まとめました。
ビタミンB群
ビタミンB群は栄養素の代謝に関わります。
ビタミンB群が不足していると、
炭水化物・タンパク質・脂質の体内の代謝は
円滑に行われません。
ビタミンB群は水溶性ビタミンのため、
一度にたくさん摂取しても尿中に排泄されてしまいます。
毎日一定して摂取したい栄養素です。
(1) ビタミンB1
ビタミンB1は糖質の代謝に関わる補酵素として
働きます。
ビタミンB1が不足すると、糖質がエネルギーに
変換されにくくなり、疲労の原因になります。
摂取した糖質を体内で活用させるためにも
ビタミンB1の補給を意識しましょう。
[ ビタミンB1が多く含まれる食品 ]
↓
ビタミンB1が豊富な食材は豚肉です。
脂の少ないヒレやももの部位が特におすすめです。
植物性食品では玄米、枝豆、豆腐に含まれています。
(2) ビタミンB2
ビタミンB2は脂質の代謝に関わる補酵素として
働きます。
減量中などにも摂取を検討したい栄養素です。
ビタミンB2が不足すると、脂質がエネルギーに
変換されにくくなり、体脂肪として蓄積されます。
[ ビタミンB2が多く含まれる食品 ]
↓
魚や卵、乳製品に多く含まれていますが、
減量中は納豆、ほうれん草などの緑黄色野菜を
合わせて摂り入れる意識を持ってみましょう。
(3) ビタミンB6
ビタミンB6はタンパク質の代謝に関わっています。
タンパク質と合わせてビタミンB6を摂取するよう
心がけましょう。
タンパク質の摂取量の増加に伴って、
ビタミンB6の必要量も増加します。
タンパク質の摂取量が増加している場合は、
同時にビタミンB6の摂取も意識してみましょう。
[ ビタミンB6が多く含まれる食材 ]
↓
赤身の魚や、ヒレ肉やささみなどの脂が少ない
肉類に多く含まれています。
植物性の食品では、バナナやパプリカ、
さつまいも、玄米などにも比較的多く含まれています。
(4) ビタミンB12
ビタミン12はビタミンB6と同じように、
タンパク質の合成やアミノ酸の代謝に関わっています。
また、
正常な赤血球の生成にも欠かせない栄養素です。
[ ビタミンB12が多く含まれる食品 ]
↓
自然界ではビタミンB12は微生物によって
作られています。
魚介類や動物性食品に多く含まれています。
ベジタリアンの場合は、
ビタミンB12が不足する可能性があるので注意しましょう。
(5) ナイアシン
ナイアシン(ビタミンB3)は、ニコチンアミドと
ニコチン酸の総称です。
アルコールの分解に関わる酵素として働きます。
アルコールが体内で変わる過程で欠かせない栄養素です。
お酒をたくさん飲む人は、ナイアシンの欠乏症に注意しましょう。
[ ナイアシンが豊富に含まれる食品 ]
↓
魚介類、肉類の他、きのこ類、穀類に多く含まれています。
熱に強いため、加熱による損失は少ないと
考えられますが、水溶性ビタミンのため、
食品を洗ったりゆでたりする際に、水に溶けだす場合があります。
調理の際は工夫が必要です。
(6) パントテン酸
パントテン酸(ビタミンB5)は、コエンザイムA
の構成成分です。
炭水化物・タンパク質・脂質のエネルギー代謝
に関わる酵素として働きます。
[ パントテン酸が豊富に含まれる食品 ]
↓
様々な食品に幅広く含まれています。
普通に食事さえしていれば、欠乏することは
ほとんどありません。
偏った食事をしないように注意しましょう。
(7) 葉酸
葉酸は、プテロイルグルタミン酸です。
葉酸は、細胞を合成する栄養素なので、
赤ちゃんにとって重要な役割を担っています。
妊婦さんは充分に摂取するよう推奨されています。
また
ビタミンB12と共に血液を造る役割があるので、
造血のビタミンと呼ばれています。
[ 葉酸が豊富に含まれる食品 ]
↓
菜の花、ほうれん草、アスパラガス、枝豆、
モロヘイヤ、ブロッコリー、レバー類、卵黄
納豆、焼きのりに多く含まれています。
妊婦さんや飲酒量の多い方は多めに摂るように心がけましょう。
(8) ビオチン
ビオチン(ビタミンH)は、ビタミンHと呼ばれていますが
ビタミンB群の仲間です。
炭水化物・タンパク質・脂質のエネルギー代謝
に関わる酵素として働きます。
また、皮膚や粘膜・髪の毛の健康維持に関わっています。
[ ビオチンが豊富に含まれる食品 ]
↓
様々な食品に幅広く含まれています。
普通に食事さえしていれば、欠乏することは
ほとんどありません。
偏った食事をしないように注意しましょう。
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